『もう親を捨てるしかない』

 表題は「介護地獄についての疑問を投げかけた」宗教学者・島田裕巳氏の著書タイトルです。
 タイトルはとんでもないです…確かに。そしてそう思えるお方は「正常」な神経の持ち主です。心の病気になるまで追い詰められていない証です。
 また同時に親の介護が出来る自信のあるお方です。介護くらい多分 自分で出来るよ。…いや、そんないい加減な感情ではなくて「それなりの介護施設・介護サービスを利用出来る資産がある」という一定のお金持ちのお方かも知れません。
 あるいは自分ではなく妻が、兄妹が親の介護をするだろうと勝手に判断しているお方です。
 そうでない方が「自分の生活や仕事を犠牲にしてまで介護を優先」(目次より)出来ますか。
 「今、親孝行出来る人は『特別に恵まれた人』と考えるべき」(目次より)の指摘に反論出来ますか。
 もう、介護の問題は本当に切羽詰まっているのです。「介護殺人事件は過去17年間に少なくとも672件」(目次より)起きているのです。
 ある意味「まだ、親が元気なうちに親を捨ててしまった子供は、「介護に切羽詰まって親に手を掛けた子供」を「殺人者!」と罵ることが出来るのです…自分は自由を謳歌しながら。
 無茶苦茶書いています。でも既にメチャクチャが始まっているのです。このままで良いわけありません。放っといて良いはずありません。
 この問題は今後、何もせず収束することはあり得ません…あるとしたら「条件付き介護放棄認定法案」(通称『ウバ捨て法案』)が可決した時でしょう。
 ものすごく偉そうに書いていますが、私に何か代案とか秘策があるわけでは全くありません。
 為すすべ無いのです。ならどうするか…こういった深刻な問題が起きていることを公にして、皆で頭抱えて悩むしかありません。
 考えたくない…自分はそんなふうにならない…そうなりたくない。そんな思いだけではもう本当にどうにもならない状態になっているのです。その問題意識だけは皆で共有したいのです。

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