子育て4か条

 市原市の広報紙に「しっかり育てよう! 市原の子ども!!」として『子育て4か条』が掲載されていました。

 礼儀や挨拶、感謝そして相手の気持ちがわかる子など頷きながら読んだのですが、中で3番目に少し引っかかってしまったのです。きっと私が坊さんだからでしょう。

 「ものの善し悪しがわかる子どもに育てよう」とありました。

 何が引っかかるのか? ものの善し悪し、やって良いこと悪いことをしっかり区別するのはとても大切な事じゃないか…私もそうだと思います。

 でも、善し悪しがわかるとは自分で物事の善悪を決めることが出来る…自分で善悪を決めてしまうことを意味します。物事の善し悪しって何でしょう? 何が善くて何が悪いのか? もちろん自明ということもあるかも知れません。

 でも、人間世界では善悪の判断がつかないことが多過ぎるのです。例えば誰かの身を守る為に相手の行為を止めさせる…力で、言葉で、圧力で…善いこと悪いこと、どっち?

 原発稼働は善いこと悪いこと? 沖縄の基地は? 移民の問題は?

 世の中には簡単に答えの出ないことが本当に多いのです。二者択一で済まないことが、綺麗事では片付かないことが…。

 だから坊さんとしてはこの条は「ものごとを深く考える子どもに育てよう」がよいのではないかと思ったのでした…ホント独り言なんですけどね…。

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